2013年10月28日

辺野古のウミガメの真実


またもや沖縄防衛局の不都合な真実
◆辺野古の海岸:ウミガメ6回上陸 防衛局の未公表報告書
 米軍普天間飛行場の移設で埋め立て予定の沖縄県名護市辺野古の海岸に昨年、
絶滅危惧種のウミガメが6回上陸していたことが26日、防衛省沖縄防衛局の
未公表の調査報告書で分かった。実際に卵を産んだ可能性もある。2008〜
11年にも上陸跡があったことが既に判明しており、専門家は「移設で生息に
重要な場所が損なわれることが示された」と指摘している。
 防衛局は事前の環境影響評価で、予定地周辺は「ウミガメの上陸や産卵に好
適な場所ではない」としていた。防衛局は埋め立てを沖縄県に申請中で、許可
権限を持つ知事の判断が注目される。
 共同通信が情報公開請求で入手した報告書によると、防衛局は2012年
5〜8月に毎月、埋め立て予定地とすぐ近くの海岸で、アカウミガメが上陸し
た跡を確認した。産卵シーズンの5〜7月は産卵のために掘る特徴的なくぼみ
も確認したが、産卵の有無は調べていない。アカウミガメは環境省が「近い将
来、野生で絶滅する危険性が高い種」に指定している。
 海中でウミガメを目撃した回数が、辺野古は周辺と比べ突出して多いことも
分かった。隣接する大浦湾の周辺2カ所と辺野古で、11年8月〜13年2月
に海中で泳ぐ姿を計470回確認。うち約9割に当たる422回が辺野古に集
中していた。
 防衛局は、08〜11年にも上陸跡を見つけ、産卵を確認した年もある。
 沖縄防衛局は取材に対し、計画は見直さないと明言。「辺野古がウミガメに
とって条件の良い場所でないことが理由ではない。辺野古が消失してもウミガ
メが他の海岸に上陸、産卵できる環境を整備して影響を低減できるからだ」と
説明した。
共同通信記事 参照
http://mainichi.jp/feature/news/20131027k0000m040011000c.html






Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 22:56│Comments(2)
◆この記事へのコメント
秘密保全法が成立していたら、この情報は表に出なかったかもしれないね。
「緑」の人達が秘密保全法の危険さに気が付くきっかけになってくれるといいニュースでもある。
Posted by トサマ at 2013年10月29日 21:26
ほんとうに情報公開のブラックホールとなる法律です。むしろ環境保護に係る私たちはいつも情報公開の壁に突き当たっています。しかし、実際に情報公開にタッチしたことがない一般市民にはなじみがないのが事実です。国民の7割が「よくわからない」と答えています。どさくさで何もわからない内に、一番てっとり早く事を進めてしまおうという姿勢に「よくわからない」ままに引きずり込まれようとしている公明党の責任は重大です。
Posted by ま~め at 2013年10月31日 01:05
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