2011年10月04日
循環する水のしくみ
福木(フクギ)の並木で碁盤の目のように仕切られた集落は
昔の佇まいを色濃く残し、自然と調和していた時代を偲ばせる。
ふたつの川に通じる排水路はこの路の中央の下水をつなぐ。
汚水処理の設備はどこにも見られないので、農地や生活の汚染水
はこれらの排水路を通って集積場に流れ、川の下流域の砂地で
浄化され、最後は河口のたまり池で地下にしみ込み、海底にお
いて「湧き水」となって循環する仕組みのようである。
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 23:51│Comments(0)