2011年02月13日
東江>お疲れさま

警備や作業の方たちとお話すると「仕事だから・・・家族がいるから」し
かたなく自らの生まれ島を壊すことに加担している痛みがヒシヒシと伝わ
ります。「貴方たちのような人が増えると・・・変わるのでしょうね・・
・」沖縄に来てからこの言葉を幾度聞いたでしょう。
私たちは特別なのでしょうか?いいえ、あなた方と同じように家族もいて、
仕事もあるけれど・・・それを休んでも守るべき命がここにあるから、
それは私たちの命の未来につながる大切なものだから・・・。
一人ひとりの力は小さく弱いけれど、小さな力が集まれば、小さな願いが
ひとつになれば・・・変えることはできるはずです。
貴方がほんとうにそれを望んでいるのであれば、「この島を守り、子や孫の
未来に生まれ島が豊かで美しくあるように今を変えることは」たった一人
の力から始まるのです。
「運んで来た砂を降ろさなければダンプが午後の仕事につけない」という
悲痛な声に、「今日はもうこれ以上砂の搬入はしない、海にも投入しない」
現場のウチナーの男としての約束で、ダンプからの砂を護岸に降ろすこと
だけを合意しました。そして、現場監督さんの来週明けまでは作業を再開
しないという約束も取り付け、この日は市民の座り込みも解除しました。
応援の市民と共に護岸に散らばるゴミを集め、今日はほんとうにお疲れさ
までした。みなさん、3日間心と身体を休めて、月曜日に備えて下さい。
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 10:55│Comments(0)