2011年02月07日

どちらが安全?>東江の護岸


透き通った海の中をご家族で覗いています。
大人は片時も子どもたちの行動から目を離しません。
きちんとした柵をもうけ、天然の水族館として活用する努力をすれば、
素晴らしい環境教育の場にもなります。




Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 01:30│Comments(3)
◆この記事へのコメント
土木事業部に電話して「どうして人工ビーチにしないといけないんですか?」と聞いたんです。
高潮対策だと…
実際に、避難しないといけないようなこともあったと。
今後、もっと大きな台風が、もっと近くを通過することがあったら、もっと恐ろしいことになりかねないと。
高潮は予測しきれないから、「もう来ないかな」と思っていても突然また来るかもしれないと。
海をよく知っているはずの釣り人が高潮で事故にあったり、
高潮で壊れたところを直しに行った作業員が危ない目にあって急いで避難したこともあったと。
他に高潮対策はないのかと聞いてみたところ、長年いろいろ検討した結果、今の計画になったんだと。
道路にしても、高潮を予測しきれないから、通行止め(注意法)を解除してからまた高潮が来たら、車なんか持っていかれちゃうんだと。

護岸工事で災害を100パーセント防げるわけではないですよね?
と指摘したら、それは認めてくれましたが、
「ガードレールと同じで普段は邪魔なものだけど、万が一という時に、それが被害を軽減できるということはある。
それがなかったら命が助からなかったかもしれない人が、怪我する程度で済むかもしれない」と。

いずれも、実際の海や自然災害をよく知らない私には否定できないことを説明されて、
う~ん理屈で勝つには、まだまだ知識も経験も足りない…

なんて返事したらいいんでしょうねえ?
理屈じゃ説得できないので泣きそうになりつつ
「沖縄の幸せのためにいちばん良い方法を取ってほしい
目前の災害対策も重要なんでしょうが、長い目で見たら自然の宝を残すことも大事、
沖縄名護市の衰退を本当に心配している、なにが沖縄のためになることか、沖縄と名護市の発展と幸せを願っているし心配しているから、よくわからないまま仕事の邪魔して申し訳沢なかったですけど…
沖縄、頑張ってほしい、沖縄だけに負担させて平気なんかじゃない、なにかさせてほしいと思っているし、いつも応援している気持ちは信じてほしい、お願いします
なんて、ほんとに子供みたいな気持ちを表現することしかできなくて…

大人の理屈の前に、子供の感情的な訴えは、「気持ちはわかるけど仕方ないんだよ」と言い負かされてしまう…
本当に子供からの訴えならともかく

写真展に来てくれた人たち、
大人は大人としての知識経験に基づいた意見を、子供は子供の純粋な願いを…
それぞれの形で伝えてみて欲しいです。
Posted by 亜衣 at 2011年02月08日 05:13
私はいちど電話したので、これ以上電話するのは嫌がらせになってしまうから、かえって良くないと思ってます。
ハガキやお手紙を出すつもりです。

とりあえず、明日を食い止めて、再検討の余裕が欲しいですよね。
写真展を見た方、ニュースで知った方、
たくさんの人からの生電話が今日は必要かと…
特に、地元の人からの声が。

電話するのは遠慮が先に立って気が引けてしまうとは思いますが、
いちど電話するくらい、悪いことじゃないですし、怖いことでもないから…
電話してみてください。
Posted by 亜衣 at 2011年02月08日 05:22
私たちは防災事業を否定しているわけでもなく、自然災害を軽んじてもないのです。防災事業や災害の可能性について論議しても、彼らは専門の仕事で莫大な費用をかけて行っているのですから・・・論破などできるはずもなく、そういう問題ではないのです。

どんなに人間が努力して、技術を駆使して対策をとっても、自然の仕組みを無視した、その流れをちゃんと見ないで(理論上の計算や過去事例だけで)現場から離れた論理で進めると・・・そのしっぺ返しはかならず人間に来る。だから、まずは「力には力で対抗する他がない・・・それが土木事務所の役割」という姿勢から脱却し、今現場で何が起こっているかをまず見る、聞く、そして様々な知恵を集めて対策を練る。それが必要だと言っているのです。
それでも、昨今の温暖化等の自然環境の変化で、予想を越えた災害もやって来る可能性は否定できません。しかし、だからこそ、この小さな範囲で防災意識を高め、護岸と養浜の比較検討を行う意義は大きいと思います。
ですから、私たちはともかく無闇に事業の完成だけに囚われるのではなく、一時立ち止まって、一緒に考えましょうと要望しているのです。

理論武装だけで相手に勝つのではなく、心が負けないことが大事です。
Posted by ま~め at 2011年02月08日 10:34
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