2011年01月06日

整形の海で


有光さんは埋立前の護岸の礁湖に生息する生きものたちは、とっぷりと日が
暮れるまで撮影してもまだまだ撮りきれないという。
すでに砂が敷き詰められた人造ビーチは、漂砂のために波打ち際が深く落ち
込み、わずかに砂の上に頭を出した岩礁に生きものたちが集合して命をつな
いでいるという・・・何と酷いことか!
「防災事業は対症療法でしかない」と工事に係わる職員は言うが、自然の力
や自然の仕組みを考慮せずに(机上の計算式はやっているそうだが)手を付
けた治療は、次々に歪みを生じ、完治するどころか・・・本来の渚とは似て
も似つかない「整形渚」でしかなく、人にとっても危険であり、費用対効果
においても大きな損出しか生み出さない。




Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 21:37│Comments(0)
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