2010年12月23日

サンゴ移植 >「無」の人工ビーチ

午後からは風が出ていたせいか、サンゴの移植作業は終了した模様。
地元の青年と共に、人工ビーチ内の撮影を試みた。
波があるので搬入された砂が舞い濁っていたのと生物が何もいない殺伐とし
た水中の光景に愕然とする。
美しいエメラルドの海の内実は「無」、これが人造渚の実態だ。
昭和47年、県道建設のために「名護七曲」を潰して、市民から渚を奪った。
東江区民は「海岸を返せ!」と訴えるという。だからこのビーチを創るのだ
と幾人かの議員は言う。見せ掛けだけの渚や浜を返しても、故郷の海は戻ら
ない。莫大な費用に更なる荒廃と被害だけが積み重ねられる。
人間たちの愚かさに終わりはない。
サンゴ移植 >「無」の人工ビーチ



Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 22:34│Comments(0)
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