2010年09月24日

伊江島 あれこれ>反戦平和資料館

米軍は島の六割を演習地として占領、住民から土地を取り上げ(原爆)爆撃
や落下傘訓練に使われました。資料館内には驚くべき戦争の痕跡が集められ
ています。農民は土地を奪われ餓死者や、度重なる演習で事故死者や爆死者
も出しながら、鎌や棒など武器を持たない非暴力を貫き、人間性に訴える戦
術を徹底しました。しかし、米国に対して弱腰の琉球政府に加え、軍による
非情な実力行使に農民たちは追い詰められて、最後は「乞食行進」を行い沖
縄本島全域を7ヶ月かけて托鉢行脚、「乞食をするのは恥であるが、武力で土
地を取り上げ、乞食をさせるのはなお恥です」と訴えました。これをきっか
けに伊江島農民の運動は本土でも知られるようになり、支援活動が拡がりま
した。




Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 21:37│Comments(0)
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