2010年08月24日
人と渚を隔てる壁

の荒波を穏やかに受け止める河口海岸が失われ、荒波は直接に集落に潮害
をもたらしたという理由ではじめは小規模なテトラポットの護岸が築かれた。
テトラポットに打ち寄せる波が更に潮害を増大させるという理由で、護岸の
増築が要望され護岸は拡大され・・・人と渚を隔てる巨大なコンクリートの
壁が完成した。自然な河川の流れのあった時代を知り、護岸増築では被害
はなくならないと考える住民の声はかき消された。
住民の暮らしの中から渚の景観は遠く隔てられてしまった。
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 00:25│Comments(0)