2010年08月15日
沖大ゼミ>平島

カヌチャ・ベイホテルからもたくさんのツアー客が幾度も運ばれてきました。
ホテルでは地元の平島という名前を変えて営業用に「クジラ島」とよんでい
るそうです。ツアーはただ単に消費するだけでなく、地元が育んで来た文化
や歴史から学び、この素晴らしい対象を次世代まで守っていこうという意識
が欠けていたら・・・持続可能な営利としても成り立たないはずです。
素晴らしいローケーションと自然に恵まれたこの地元資本のホテルが安易な
商売に堕することがないように・・・と祈っています。
増してや最悪、目の前の海に米軍基地が造られても、先々に一帯を丸ごと自
衛隊の基地にすれば損はない・・・というような噂も囁かれています。
「エコ」を売り物にしているやんばるの高級ホテルがどこよりも誇り高く
地元の自立経済のお手本になるように・・・と願うばかりです。
一方、ゼミ生たちは「リアル辺野古」の海の素晴らしさを体中に沁み込ませ
このシマに生まれたことの喜びに子どものようにはしゃいでいました。
「普天間移設問題」も「辺野古問題」も「県内移設」も、みんなここにあり
ます、ウチナンチュの足元に・・・。
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 23:36│Comments(0)