2010年03月24日

ムナグロ

泡瀬干潟でオーストラリアからシベリヤへの旅の途中に羽を休める渡り鳥たち。
望遠鏡をのぞくと、ムナグロの群れが見えました。ムナグロ


この日はめずらしいクロツラヘラサギ6羽とアオサギ、コサギ、シギ類様々、ミサゴ
など多くの鳥類を見ることができました。本土の友人はこの干潟の多様性に驚愕し、
すっかり虜になってしまいました。こんな素敵な海を殺してしまうという無謀な事業
のどこに経済的な合理性があると言えるのでしょう?
干潟で採れたアーサーとアサリの汁を味わいながら、すでに失ってしまった故郷の海
での営みを想い出し胸が熱くなりました。江戸前ノリが生産された豊かな海と暮らし
は売り渡され、今はカラスとゴミの人工ビーチで観光向けの潮干狩りを演出するため
に、アサリの幼貝が撒かれています。
埋め立て推進の人はそんな「浜のない横浜の海」をうらやましいといいます。



Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 00:14│Comments(0)
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