2010年03月14日
ジュゴン・フォーラム

振り返り、今年度の調査活動に向けての課題を出し合った。
食み跡調査のデータを地図に載せ、そこから見えるものを論議する。
ジュゴンがどんなところで餌を食べているのか?浜やサンゴ礁からの
距離、海草の被度、海の底質、食み跡の数など地道なデーターをあら
ゆる側面から考察する。
また私たち自身が「エコツアー」も保全活動も自然環境の撹乱である
ことを自覚しなければ、どちらも自然を消費するだけだ。観察会のル
ールやマナー、開催する側の環境意識が問われる。多くの課題が山
積し貴重な時間があっと言う間に過ぎていく。
このような作業は姿勢を正し、初心に戻って保護活動を継続していく
原点だ。
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 23:21│Comments(0)