2008年12月01日
海牛の仲間!!
国立科学博物館で定期的に開催されている「研究者によるディスカバリートーク」にお邪魔してきました。
テーマは「日本の海生哺乳類化石4〜海牛の仲間〜」。
日本最古(2400万年前)の海牛化石。
2006年に東京都狛江市の多摩川で見つかった120万年前のダイカイギュウの化石産出現場。
「太くて緻密な肋骨」が海牛類の特徴!産出されるとすぐに判明するらしい。
狛江の化石は指が退化していることなどからステラーダイカイギュウでは?
寒い地域で生活していたステラーダイカイギュウは昆布を餌として、ごく浅瀬でしか生活出来ず、記録(目視)では背中が水面から隠れる(潜らない=沈めない)ことは無かったらしく、ごく狭い地域で生活していたと言われていて、絶滅を早めた理由もそういったところにあるらしいです。
指の退化については科博内でも詳しく説明されています。
つっちー
Posted by 北限のジュゴン調査チーム・ザン at 13:51│Comments(1)
◆この記事へのコメント
わ~ぉ!行きたかったです。
カイギュウ類は謎だらけですね。
よく浜で拾った骨が届けられるのですが、確かに重さ(密度)が判定の基準になります。
ちなみにまだほんもののジュゴンの骨は見つかっていません。だいたいが解体されたヤギやブタ、ダチョウの骨でした。
カイギュウ類は謎だらけですね。
よく浜で拾った骨が届けられるのですが、確かに重さ(密度)が判定の基準になります。
ちなみにまだほんもののジュゴンの骨は見つかっていません。だいたいが解体されたヤギやブタ、ダチョウの骨でした。
Posted by ま~め at 2008年12月09日 18:48