この子たちの未来を・・・
婦人会代表でなれない壇上に上った具志堅さんはこのような国の無法が子ど
もたちに与える影響に心を痛め、怒りに震えた。弱いものをなおいっそう痛
めつけ、平気で嘘をつき、平然と誤ればいいと「お詫びパフォーマンス」を
繰り返すこの国のリーダー。大人とは、政治家とは、日本人とはこんなに醜
いものなのか?
しかし、集会の真っ最中の午後8時半、日米合意文書にサインを強要され「
沖縄県民を裏切ることはできない」と内閣を罷免された福島みずほ社民党党
首(消費者・少子化担当相)は「激しく失望した。数々の犠牲を払った沖縄
に負担を強いることに加担することはできない。私を罷免することは沖縄を
切り捨て、私を罷免することは国民を裏切ることだ」と言い切った。
5月4日に対馬丸記念館に立ち寄り、過去の学童の犠牲に対し保障金をちら
つかせ、その一方での沖縄の子どもたちに新たな基地をプレゼントするとい
う厚顔無恥としかいいようのない「沖縄への冒涜」。
この子たちの未来を切り捨て、日本の民主主義の未来を裏切ることだ。