グアムと沖縄の未来

北限のジュゴン調査チーム・ザン

2010年02月20日 15:41

2月13日に地元、名桜大学で開催された国際シンポジウムに参加した。
米軍再編の中で沖縄の海兵隊の移駐先とされる米国準州であるグアムの
現状を観光と文化の側面からグアム大学のフレド・シューマン準教授と
同大学のミクロネシア研究所所長ジョン・ピターソン氏、及び名桜大の
ティモシー・ガイエル教授より報告を受けた。
様々な側面で沖縄との相違点を指摘され、米国の世界戦略の中で翻弄さ
れつつも、島民が民族の自立を求めていかに選択をすべきかという共通
の課題について考察した。
このパワーポイントの画面に見るように島の中南部の主要な地域と北部
の大部分が米軍基地に占領されている。まるで、現在および沖縄島の未
来図を見るようだった。基地経済に依存したインフラ整備や観光業の行
く末は明るいものではないはず・・・、どちらの島の未来にも2014年は
明暗を分けるキーポイントになる模様である。