今帰仁村ウッパマビーチ観察会-2

北限のジュゴン調査チーム・ザン

2018年10月22日 00:32





●活動
午前10時~
事前リサーチした松野の案内でホテル前より長浜よりの自然海岸で観察会を行うことにする。
海の案内はチームの松野と森。ビデオ撮影は北川さんが担当。陸上撮影は磯さんが担当と
大まかな役割分担をして、森から海に入る際の簡単な注意をした後にかなり冷たい海だったが
半数のメンバーが海に入る。垣花さんは昔からのこの海を熟知されていて、箱メガネを持って
周囲の環境を探索。辺安山さんの結丸くんは水温が低いので海岸探索と双眼鏡で不発弾のポイ
ント観察。
海中での海草採取はリュウキュウスガモが主構成であったためにかなり難儀して片岡さんが
スコップで掘り起こした。(2008年の名和さんが調べた自然海岸「村民の浜」300mとある
が沖縄防衛局による最新資料では「ウッパマビーチ」の海草組成はリュウキュウスガモ、
ウミヒルモが優占と記録)もう少しホテル側の砂浜にはウミヒルモがあるようだ。

その他、ボウバアマモ、ウミジグサなどが確認された。底質は砂とサンゴ礫が入り交じって
居て、かなりリュウキュウスガモが深く根を張っているので、ジュゴンには食べ難いのでは
ないかと思われる。確かに以前の食み跡調査でも古宇利島や屋我地島の海草藻場に食み跡が
確認されている。柔らかで食べ易い藻場をジュゴンは餌場として利用しているように感じら
れる。ウミヒルモ以外の海草を採取して、砂浜で観察、ジュゴンの基礎的なレクチャー。
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